栽培作物
水稲(酒米を含む)、野菜も栽培しています。(2016年より梅が加わる)
その他野菜 20a
玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニク
ズッキーニ、シマウリ:奈良漬用
岡崎ファームのご紹介
趣味はスケートボード、スノーボード、釣りなど。スケートボードを始めたきっかけは小学生の時。道路のちょっとした段差をスケボーで軽やかに跳んでいるのを見て「これは絶対モテる」と直感したため。
それ以来十数年はまり続けます。最近はしていないみたいですが、今でも口ぐせは「(みぞおちの所に手を当てて)昔はこれくらい跳べたけぇ」相当やりこんでいたみたいです。他にもカメラにはまって一式揃えてしまうなど、好奇心旺盛で色んな事にチャレンジする性格。それが農業にも活かされています。
うっかり軽トラックで轢いてケガを負わせた野良の子ネコを
動物病院へ連れて行き治療費を払いながら飼っちゃう人です。
誰とでも気さくに話す温和で柔軟なその人柄は
人を惹きつける魅力があります。
【経緯】
実家は農業をしていた岡崎さんですが特に将来何になるか等は考えていなかったそう。「今を楽しく生きられればそれでいいや」と、15歳で中学を卒業後、高校には進学せず飲食店や理容室、建設業等で働き始めます。
様々な職場を経験していく中で、外で体を動かす仕事のほうが自分に合っていると感じるようになります。実家がもともと柿農家だったということもありぼんやりと『農業もいいな』と考え始めたそうです。
そんな折、おばあさんが倒れられ2人で農作業をしていたおじいさんが1人で農作業をすることになってしまいます。
『おじいさんを支えたい』という想いと同時に、不健康な生活を送っていた時期でもあったため『このままでは体を壊してしまう』と感じ、26歳の時に「農業をしよう!」と一念発起。30歳までに実家の柿畑を継ぐ決意をします。
【田中農場】
まずは農業のノウハウをみにつけようと27歳で有限会社田中農場に就職。主にネギや米の栽培をしながら野菜・米の栽培や出荷の仕方、農業機械の使い方等を覚えます。
また車の免許を持っていなかった社長の運転手として出張や研修の度に東京や新潟など様々な所に出向きます。
さらに、田中農場が酒米の契約栽培を行っているということから鳥取県の名酒蔵の一つである諏訪酒造さんでの酒造りに参加しないかと尋ねられ快諾。理由は『楽しそうだったから』。
「ずっと水を使う仕事だから手がアカギレだらけで、毎晩クリームを塗って手袋はめて寝ていた。今もその痕が残っている。麹室は暑いけど外は極寒で体がしんどかった。大変だったけど、とても良い経験だった。」と振り返ってくれました。
田中農場に勤めている3年で、2回の造りに参加。
持ち前の人柄で蔵の人たちにも気に入られ毎冬熱烈なラブコールが届いたそうですが農場が忙しくて参加できなかった年は泣く泣く断ったそうです。
仕事で絶対サボらない手を抜かない岡崎さんへの信頼は厚く、今でも田中農場や諏訪酒造の方とは関係があり、「大変なことも沢山あったけどこの頃の経験や人のつながりが活きている。今でも大変よくしてもらっている。」と語ります。
宣言通り30歳になる年の冬に田中農場を退職し同年4月(実質2月)より就農。
【岡崎ファームの農業】
『カッコ良く楽しく』が岡崎ファームのモットー。「やるからには”ダサい農家”にはなりたくなかった」と、作業着は基本的にGパンにTシャツ。農家だって清潔感が大事だと主張します。確かに爽やか。
また、「この地域で柿農家のモデルになり農業をしたいという若者を受け入れたい」「一人で出来ることは限られるから協同して地域全体を盛り上げていきたい」と先のことも見据えます。
【最後に】
「遊びほうけて親にも迷惑かけた。自分がここで農業をすることで地域にも貢献できればと考えている。」と力強く語ってくれました。
人と話すことが好きで話しだすと止まらない岡崎さんからは、現状をきちんと把握した地に足のついたお話とともに理想・目標に向けたワクワクするようなお話も飛び出します。みなさんも一度会えばきっと岡崎さんの魅力に気づかれると思います(^^)